旅の準備 2026年7月12日 公開 Triplogue 編集部

旅のしおりをおしゃれに作る5つのコツ——テンプレートだけに頼らない、家族向けデザインの秘訣


机の上のカメラ・本・バッグのフラットレイ
Photo by Annie Spratt on Unsplash

「テンプレートを使ったのに、なんとなく『いまいち感』が残る」 「Canvaのテンプレを並べるだけだと、誰のしおりか分からない」 「もっとおしゃれにしたいけど、デザインセンスに自信がない」

しおりを作ったことがある方なら、こんな気持ちを一度は感じたことがあるはずです。

実は、おしゃれに見せるかどうかは、5つのシンプルなルールで決まります。デザインの専門知識は要りません。本記事の5つのコツを押さえれば、テンプレートを使っても、ゼロから作っても、ぐっと「自分たちのしおり」に近づきます。

最後に、避けたい「やりがちな失敗」3つも紹介します。


おしゃれに見せる「5つの原則」

ノートに書き込む手元
Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash

まず結論から。家族向けのしおりをおしゃれに作るには、この5つだけ押さえれば十分です。

  1. テーマカラーを2〜3色に絞る
  2. フォントは2種類だけ使う
  3. 余白を恐れない
  4. 写真は家族写真にこだわる
  5. 手書きの要素を1つだけ入れる

順に詳しく解説します。


コツ1:テーマカラーを2〜3色に絞る

マグカップの隣にある地図
Photo by Kyle Loftus on Unsplash

おしゃれなしおりに共通するのは、色数が少ないことです。色が多いほどおしゃれに見えるわけではなく、むしろ逆。2〜3色に絞った方が、全体の印象が引き締まります

旅のテーマカラーを決める

行き先や季節からテーマカラーを決めると、自然に統一感が出ます。

「メインカラー+サブカラー+アクセント」の3色構成が、もっとも扱いやすい組み合わせです。

派手な色は「アクセント」に

蛍光色や鮮やかな赤などの派手な色は、見出しや小さな囲み枠などのアクセントだけに使います。1ページ全体を派手な色で埋めると、子ども向けの教材のような印象になり、おしゃれさは消えてしまいます。


コツ2:フォントは2種類だけ使う

色と同じく、フォントも多いほど散らかります。家族向けのしおりなら、見出し用1種+本文用1種の2種類で十分です。

見出し用と本文用を分ける

見出しに個性のあるフォントを使い、本文をシンプルなフォントにすると、メリハリが生まれます。

フォント3種類以上は散らかる典型例

「子どもページはポップ体、大人ページは明朝体、見出しは別の装飾フォント……」と分けたくなりますが、3種類以上を1冊で使うと統一感が失われます。家族みんなで作る場合も、フォントだけはルールを決めて統一しましょう。


コツ3:余白を恐れない

地図の上のクロワッサンとオレンジジュース
Photo by Johnny Briggs on Unsplash

「せっかくしおりを作るんだから、情報をたくさん入れたい」——その気持ちは分かりますが、詰め込みすぎは逆効果です。

1ページの文字密度を控えめに

A4二つ折りで作る場合、1ページの文字数は300〜500字程度が読みやすい目安です。これより多いと、家族の誰も読まないしおりになります。

周囲の余白は10mm以上

ページの周囲には、最低でも10mmの余白を残します。余白は「無駄」ではなく、大切な情報を引き立てるスペースです。

「余白=デザイン」と捉える

おしゃれな雑誌や本を開くと、必ず広めの余白があります。詰め込まない勇気が、おしゃれさを生みます。


コツ4:写真は家族写真にこだわる

白い紙に絵を描く女の子
Photo by Vika Fleysher on Unsplash

しおりに写真を入れるとき、ストック写真や旅行サイトの画像を使うと、どこにでもあるしおりになってしまいます。

表紙には必ず家族写真を

表紙には、家族で撮った写真を1枚入れるだけで、「うちのしおり」になります。前回の旅行の写真でも、日常のスナップ写真でも構いません。

ページ内には2〜3枚をアクセントに

各ページに写真を詰め込む必要はありません。1ページに1〜2枚を、アクセントとして配置するだけで十分。多すぎると、しおりではなくアルバムになってしまいます。

スマホ写真をきれいに使うコツ


コツ5:手書きの要素を1つだけ入れる

完全デジタルのしおりは、確かに整って見えます。でも、1つだけ手書きの要素を入れると、温かみが一気に増します。

手書き要素のアイデア

やりすぎ注意

手書き要素は1〜2か所に絞るのがコツ。全部手書きにしてしまうと、デジタルとの統一感が崩れ、雑に見えてしまいます。1か所の手書き要素が、全体のデジタル感を引き立てる——このバランスが大事です。


おしゃれにするためのツール3選

アプリを開いたスマホ
Photo by Heather Clarke on Unsplash

5つのコツを押さえた上で、ツール選びも結果に影響します。

ツール 強み 弱み
Canva テンプレ豊富、AI機能、スマホでも編集可能 会員登録必要、慣れに時間
Word / PowerPoint 自由度最高、無料テンプレ多数、自分のセンスを反映しやすい デザインのセンスが必要
Triplogue(2026年8月末公開予定) AI×しおり×家族向け特化、自動レイアウト 公開待ち

詳しい比較は、関連記事「【2026年版】旅のしおりサービスおすすめ5選」「旅のしおりをワードで作る方法」「AIで作る家族の旅のしおり」を参照してください。


避けたい「やりがちな失敗」3つ

スマホを操作する手元
Photo by Daria Nepriakhina on Unsplash

最後に、おしゃれから遠ざかる典型的な3パターンです。逆を意識すれば、おしゃれに近づきます。

失敗1:文字を詰め込みすぎる

旅の情報を全部入れたい気持ちは分かりますが、密度が高いと読まれません。1ページの文字数は300〜500字を上限に。

失敗2:装飾しすぎる(マステ・スタンプの濫用)

マスキングテープやスタンプ、シールは1つあると可愛いですが、5個以上を1ページに使うと散らかります。装飾は1ページに2〜3か所まで。

失敗3:フォント・色を5種類以上使う

「カラフルにしたい」「個性を出したい」と思って色やフォントを増やすと、統一感が失われます。コツ1とコツ2で書いた通り、2色+2フォント+家族写真の組み合わせで十分おしゃれです。


まとめ

旅のしおりをおしゃれに作る5つのコツを、もう一度。

  1. テーマカラーを2〜3色に絞る
  2. フォントは2種類だけ使う
  3. 余白を恐れない
  4. 写真は家族写真にこだわる
  5. 手書きの要素を1つだけ入れる

そして、避けたい3つの失敗:詰め込みすぎ/装飾しすぎ/色とフォントの種類過多。

これだけで、しおりは大きく変わります。

ただ、最後に大切なことを1つ。「おしゃれ」を目指すより、「家族らしい」を目指してください。完璧なデザインのしおりより、子どもの手書きが少し入ったしおりの方が、10年後に開いて嬉しいのは、きっと後者です。

完璧を目指さず、家族の時間を優先する——それが、本当の「おしゃれな家族旅行のしおり」の作り方です。

良い旅を、家族で。