【2026年版】AIで作る家族の旅のしおり——5分で叩き台を作る5つの方法とプロンプト集
「子どもと旅行に行きたいけど、計画する時間がない」 「観光地を調べて、移動時間を計算して、子どもが飽きないように工夫して……毎回1〜2時間消える」
家族旅行の準備って、こういうものですよね。
ところが、2024年〜2026年でこの状況が大きく変わってきています。AIに「家族構成と日程を伝えるだけで、旅のしおりの叩き台が5分でできる」時代が来ました。
本記事では、そのまま使える家族向けプロンプトと、AIで旅のしおりを作る5つの方法を紹介します。最後に2026年8月末公開予定の専用サービス「Triplogue」にも触れます。
なぜ「AI×旅のしおり」が今増えているのか
理由は3つあります。
ひとつ目は、旅行計画の負担が以前より増えていること。SNSや旅行サイトの情報は多いほど嬉しい反面、「結局どこに行けばいいの?」という意思決定コストは上がっています。
ふたつ目は、家族構成が多様化していること。子連れ・三世代・共働きの夫婦と祖父母——調整すべき要望が増え、紙のガイドブックでは間に合いません。
みっつ目は、AIの精度が一気に上がったこと。2024年以降、ChatGPT・Gemini・Claudeなどが観光地データや営業時間まで参照できるようになり、「旅行計画」の用途で実用に耐えるレベルになりました。
つまり、「叩き台はAI、仕上げは家族」が新しいスタンダードになりつつあります。
AIで作る旅のしおりの3つのメリット
具体的に何が便利になるのか、3つに整理しました。
1. 時短:5分で叩き台が完成 今までガイドブックや旅行サイトを2時間眺めていた工程が、AIなら最初の30秒〜5分で形になります。
2. 個別最適化:家族構成に合った提案 「5歳と8歳の子どもがいる」「祖父母も同行」と伝えるだけで、子連れOKのお店、バリアフリー対応の観光地、移動時間の短いルートなどを考慮した提案が返ってきます。
3. 再利用:プロンプトを使い回せる 一度使ったプロンプトをメモしておけば、次回の旅は行き先と日程を差し替えるだけで即着手できます。
AIで旅のしおりを作る5つの方法
ここから、実際にAIで旅のしおりを作る5つの方法を順に紹介します。それぞれ強み・弱み・家族向けポイントを整理しました。
方法1:ChatGPT(汎用AIの代表)
強み:自由度が圧倒的に高く、家族の要望を柔軟に取り込めます。「子どもがアレルギーで…」「祖父母の体力に配慮して…」のような細かい指示にも応答してくれます。
弱み:営業時間や料金は古い情報のことが多いため、提案された場所は必ず公式サイトで確認が必要です。
家族向けポイント:「子どもの年齢」「アレルギー」「兄弟の組み合わせ」「移動手段」までプロンプトで指示できるのが強み。後述のプロンプトテンプレ集を使えば、最短3分で叩き台が完成します。
方法2:Gemini(Google連携で強い)
強み:Googleマップ連携が秀逸で、営業時間・距離・移動時間の計算が比較的正確です。「子連れOKのレストラン」「ベビーカー対応スポット」のような具体的な絞り込みも効きます。
弱み:日本語の文章表現はChatGPTよりやや硬めで、しおりの読み物としての雰囲気は工夫が必要です。
家族向けポイント:Googleの地図データを使うため、実在しない店を提案する可能性が低いのが安心。三世代旅行の「バリアフリー対応」のような条件検索とも相性が良いです。
方法3:Canva AI Magic(デザインとセット)
強み:行程の生成と一緒に、しおりのデザインまでAIに任せられる点が便利。家族写真をアップロードすれば表紙にも組み込めます。
弱み:AIの提案力は他の汎用AIより限定的で、Canvaの会員登録が必要です。
家族向けポイント:子どもと一緒に「どのデザインがいい?」と選ぶ時間が、それ自体しおり作りの楽しみになります。デザインに凝りたい家族向けです。
方法4:旅行特化AIアプリ(Funliday、shior.io 等)
強み:ホテル・航空券・観光地のデータが内蔵されているため、しおり作成→予約まで1つで完結します。AI機能は「ルート最適化」「自動行程作成」などしおりに直結する形で実装されています。
弱み:家族向けのカスタマイズは弱めで、子どもの年齢や三世代対応は手動で工夫する必要があります。
家族向けポイント:「ベース機能を素早く使いたい」「予約まで一気にやりたい」家族には便利な選択肢です。
方法5:Triplogue(2026年8月末公開予定)
強み:しおり×AI×家族向けに特化したサービスとして開発中。AIエンジンはGoogle Gemini APIを採用し、営業時間・季節・宿泊先を考慮します。
弱み:2026年8月末正式公開予定のため、現時点では利用不可。
家族向けポイント:詳細は後述(H2-6)で。
そのまま使える 家族向けプロンプトテンプレ集
ChatGPTやGeminiで使える、家族向けプロンプトのテンプレートを3つ用意しました。コピペしてご活用ください。
基本形(家族旅行の叩き台)
家族旅行のしおりを作りたい。以下の条件で行程表を作ってください。
- 行き先:[ ]
- 日程:[ 月 日〜 月 日( 泊 日)]
- 参加メンバー:親2名+子ども(年齢: 歳、 歳)
- 興味:[食事・自然・体験・歴史など]
- 移動手段:[電車/車/飛行機]
営業時間と子連れOKを考慮し、表形式で出してください。
1日3〜4スポットに絞り、移動時間も明記してください。
子連れ向けの追加プロンプト
上記のしおりに、以下を追加してください。
- 子どもの年齢別のお楽しみページ(旅ビンゴ/クイズ)
- 緊急時の連絡先テンプレ(病院・宿の電話を後で記入する欄)
- 持ち物リスト(子どもの年齢別、忘れがちなものを優先)
- 雨の日代替プラン(屋内スポット2件)
三世代旅行向けの追加プロンプト
祖父母(70代、足腰に少し不安あり)も同行します。以下を考慮してください。
- 1日の移動時間は3時間以内
- 階段が少ない、バリアフリー対応の場所を優先
- 食事は予約が必要すぎる店を避ける
- 30分以上歩く区間を入れない
これら3つを組み合わせれば、子連れ・三世代・アレルギー対応など多様な家族構成に対応できます。
AIに任せていい範囲・自分でやるべき範囲
AIは万能ではありません。「AIに任せる」「自分で確認する」「自分で決める」を区別するのが、上手な使い方のコツです。
AIに任せる
- 行程の叩き台(時系列の組み立て)
- 観光地のピックアップ(家族向けスポットの選定)
- 所要時間と移動の目安
- 持ち物リストのテンプレート
- しおりのデザイン案
自分で確認する(重要)
- 営業時間(AIの情報は古いことが多い)
- 料金・割引(最新情報は公式サイトのみ)
- 天候・交通情報(出発前日に再確認)
- アレルギー対応の有無(必ず店に直接確認)
自分で決める
- 家族が本当に「やりたい」優先順位
- 子どもの「お楽しみページ」の中身
- 家族の思い出(写真・エピソード)の入れ方
ハルシネーションへの備え
AIは時々、実在しないお店や、すでに閉店した店を提案することがあります(これを「ハルシネーション」と呼びます)。提案された場所は、必ず一度は公式サイトかGoogleマップで実在確認してください。
2026年8月末公開予定の「Triplogue」のAI機能
ここまで読んで、「プロンプトを毎回入れるのが面倒だな」と思った方に。
Triplogue は、しおり×AI×家族向けに特化したサービスとして2026年8月末に正式公開予定です。
特徴: - AIエンジンに Google Gemini API を採用、営業時間・季節・宿泊先を自動で考慮 - 家族構成と子どもの年齢を入れるだけでプロンプト不要、5分で叩き台が完成 - 共有はQRコードで祖父母にも届く - フォトブック自動生成で、帰宅後の振り返りまで完結
汎用AI(ChatGPT・Gemini)と専用アプリ(Triplogue)の違いを正直に書くと:
- 汎用AI:自由度が高く、慣れれば何でもできる。ただしプロンプトの工夫が必要
- 専用アプリ(Triplogue):プロンプトは不要、家族向けに最適化済み。ただしAIへの細かい指示はできない
「AIを使いこなしてみたい」なら汎用AI、「AIに任せて早く済ませたい」なら専用アプリ——この使い分けが、2026年現在の現実的な答えです。
先行登録するまとめ——AIは「叩き台製造機」
最後に大事なことを1つ。
AIは、あなたの代わりに旅行計画をしてくれる魔法の道具ではありません。5分で叩き台を作ってくれる「道具」です。
つまり、AIで5分の叩き台→残り25分は、家族の希望や思い出を組み込む時間に使う。家族の時間を「準備の苦労」から「旅の楽しみ」へ——これが、AI×旅のしおりの本当の価値です。
良い旅を、家族で。
